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Rupestris 2019 ルペストリス
¥3,520
カタルーニャの固有品種、チャレッロとマルヴァジア・デ・シッチェスでつくられた白ワイン。当初は、ここのワイナリーと赤ワインしか取引できませんでしたが、念願かなって今回は3種類の白ワインを入荷することができました。他のワインと同様に、環境生態系を守りながらつくられたぶどうを手摘みで収穫後、除梗して破砕、自重にて圧搾、そのうちフリーラン果汁は55%。野生酵母のみで自発的に発酵、発酵温度は16~17℃で20日間かけて行われました。マロラクティック発酵はしません。バトナージュしながら1ヶ月半熟成、トータルで3ヶ月、100年もののコンクリート・タンクで熟成の後、無清澄で瓶詰めされます。マルヴァジア由来の、華やかな香りとフレッシュ感、チャレッロ特有の果実のボリュームに、思わずニンマリしてしまいます。チャレッロって品種、前々から思ってたんですけど、最初は静かーな、水面のようなニュアンスなんですけど、突如として、荒波のように味わいが押し寄せてくる、 本当に不思議な品種で、サービスマンのサービス力が試されます。
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Blau Cru 2019 ブラウ・クル
¥4,950
近年、セラー・パルダスがあるペネデスでは、固有品種「マルヴァジア・デ・シッチェス」でワイン造りをする生産者が増えて来ています。前回の注文時は残念ながら、ソールド・アウト!今回日本に初お目見することになったこのワイン、なんと生産本数は3632本。大変希少なこの1本、100%「マルヴァジア・デ・シッチェス」でつくられています。ドライ・リースリングに似ると評されるこの品種、その評価に違わず、大変華やかな香りと、みかんにも似たような味わいは、なかなか他のスペイン品種では感じられることはありません。内に相当なポテンシャルを秘めた味わい、まだまだ本領発揮というところまでは、辿り着いていないかもしれませんが、半年から1年待てば、全く別のワインになるでしょう、と言い切れます。売りたいけど、売るのが惜しいワイン。
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Pur Xarel.lo 2018 プル・チャレッロ
¥5,940
可愛らしいラベルとは裏腹に、骨格と爽快さを持ち合わせた白ワイン。このワインを飲めばチャレッロの持つ偉大な可能性を十分に感じることができます。つくりてのラモンいわく、痩せた石灰質からなる土壌で育てられたチャレッロは非常にクオリティの高いものになり、このプル・チャレッロに使われるチャレッロはそういった土壌で育てられたものを使っています。樹齢は40-50年。手摘みで収穫後、除梗して破砕、フリーラン果汁は55%です。発酵は野生酵母のみで自発的に始まります。48%を500リットルのフレンチ・オークの使用樽、52%を1600リットルのコンクリート・エッグ・タンクで8ヶ月熟成。生産本数はわずか6839本。今飲んでも十分に美味しいですが、熟成により「素晴らしい」ワインになることは間違いないです。
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Sus Scrofa 2019 スス・スクロファ
¥3,520
「セラー・パルダス」では、このエチケットに描かれている、いのししだけでなく、他の野生の動物や、植物と共生しながら、ぶどうが育てられているのです。除草剤や、殺虫剤を畑に散布することはなく、雑草などを引き抜いたりすることもありません。この「スス・スクロファ」、初めて輸入した2016年ビンテージは、その果実味と、酸のワイルドさに驚かされた、「フルーツ爆弾ワイン」だったのですが、段々と滋味深いワインに変貌を遂げ、2019年ビンテージの果実味の旨味成分と、それを支える酸味のバランスの良さは、本当に印象的です。2017年ビンテージから50%のぶどうを全房発酵していることが影響しているのかもしれません。ペネデス固有の黒ぶどう品種、「スモイ」100%、3つの畑で手摘みにより収穫されたぶどうのブレンドです。野生酵母のみで発酵。コンクリート・エッグ・タンクで、発酵温度 22度、12日間かけてマセレーションします。そのままタンクで3ヶ月熟成、無濾過、無清澄で、瓶詰めされます。
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Collita Roja 2015 コジタ・ロハ
¥5,940
スペイン最大のワイン見本市、フェナビンで出会った、僕にとっての宝物ワイン。 豊かな果実味と繊細な酸、ビロードのようなタンニンが見事に調和。あるお客様 がこのワインを「つづれおり」と表現していましたが、まさにその通りだと思いました。また、あるワイン学校の先生は、上質なシャンボール・ミュジニーだとも、、。 そう、ブルゴーニュワインとも十分に戦えるモダン・スパニッシュなのです。樹齢70年の畑と、比較的樹齢の若い畑のスモイをブレンド。 生態系を守りながら、ぶどうを栽培しています。農薬、化学肥料などは使わず、除草も一切していません。ぶどうの収穫は全て手摘み。発酵温度22度で15日間、ステンレスタンクでマセレーションします。 コンクリート・タンク、フレンチ・オークの古樽、ステンレスタンクを使って、6ヵ月熟成。生産量5525本と大変希少なワインです。本当にこのワインを取り扱えることになって幸せです。
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La del Terreno 2015 ラ・デル・テレノ
¥4,950
ほんま、おてんばなワインやわ、、、。これ前にもゆうたんですけど、スペインで飲んだ時は自然派ワインって全然気づかんかったんです、、、。ええ、クリアで透明感のある味わい、このワインをつくってる女の子、フリア、のようにキラキラしてたんです、、、。 で、日本に着いてテイスティングしてみると、、、なるほど!これはいわゆるヴァン・ナチュール、スペイン語はなんやろ、ビノ・ナチュラレみたいな感じなんやろか、、、。はい、このワインの葡萄、モナストレルって葡萄は本来、もっとボディのしっかりしたワインに仕上がるのですが、このワインは、ボディも確かに感じられるのですが、キラリとした酸と、妖艶な果実味によって、他のモナストレルからつくられたワインとは完全に一線を画します。ただーし、これ、僕が自分で輸入して扱ってるワインやからわかるんですけど、その日によって美味しく飲めるサービスの仕方が変わる、温度やら、グラスやら、デキャンタージュやら、ホンマに扱いにくい、、、けど、その魅力を引き出し切った時にはメロメロにさせられてしまう。そんな、ハイスペ・ワイン、テクニック自慢のあなたにオススメです。 色調は紫色がかった濃いガーネット。しっかりとしたディスクがある。 カシス、ブラックベリー、など黒い果実が凝縮された香りとともに、おそらく野生酵母由来であろう、フレッシュなバナナ香も感じられる。 外観のように味わいは非常に凝縮感があり、少しざらつきはあるものの心地よい丸みを帯びた渋み。余韻には爽やかな酸味が印象深い。 14度くらいの温度からスタートして、ブルゴーニュ・グラスと、ボルドー・グラスの中間のグラスを使うと良いと思われる。 生産者 フリア・カサド 生産地 スペイン ムルシア州 D.O.フミーリャ ぶどう品種 モナストレル アルコール度数 13% 提供温度 14℃~ おすすめグラス リーデル・エルミタージュ・グラス オススメの合わせる料理 ホイコーロー、牛バラ肉でつくったビーフシチュー
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